コロナウイルス クルーズ大打撃!その時船の状況は、、、其の一

お久しぶりでございます。
なんでこんなに更新出来ないのか、こんなんなら無料の違うブログで始めれば良かったなぁ、でも今年一杯はここでやってみよう!

という毎度続かない意気込みを書き、新聞の見出しのようなタイトルを付けてまた再スタートでございます。どうぞお付き合いくださいませ。

さて、今年2020年2月頃にダイアモンドプリンセスで感染者が出たことで、コロナとクルーズ客船について色々な報道がされてましたね。その頃はまだ、クルーズはキャンセルも多少出てきていましたが、アジア圏以外のクルーズは割と普通に運航していました。

私の船はといいますと、ちょうどアジアクルーズを始めたという不運な時期でした。私の会社の船は基本的に季節によって目的地が変わるので、クルーからするといつも世界一周クルーズをやっているようなもんです。
これは本当にラッキーで、カーニバル系列の大きな会社等は、船を何隻も所有してるので、船によってクルーズするエリアが決まってるので、私がカーニバルで働いてた時はヨーロッパクルーズなんて夢の夢で、いつもカリブ海の同じところを周っていて、お肌はコンガリ心はウンザリでした。ま、それは余談ですけど本題に戻って、、、

私の乗船していた船は、アジアクルーズは2年に1度の周期でやってたんですけどね、2月1日にグアムを出航して、15日間かけて、フィリピンやベトナムに寄港し、最終目的地は香港というクルーズで、まさにこれからアジアクルーズがスタート!というところでした。そしてその後は香港をホームポートとし、日本を含めたアジアクルーズを2~3か月間予定していました。

この頃はまだ中国、武漢の感染者が多く、中国しか危険視されていませんでした。クルーズ各社は中国国籍、又は14日間以内に中国渡航歴のある乗客の乗船を認めず、それ以外のお客(ほとんどアメリカ人)を乗せて80%以上の稼働率で出港しました。
出港後すぐに、このリストに香港も追加され、最終目的地の香港に行けないことにり、止む無く香港は急遽台北に変更されました。
この変更については、まず船内の緊急アナウンスで、キャプテンからお客様に報告し、その後手紙で伝えました。私たちもこの変更については、アナウンスがあった15分くらい前に知り、クルーでさえ事前に知らされずといった状態でした。
いやーこれが大変だった!ほとんどのお客様は香港で降りる予定でしたからね、フライトの変更やらホテルのキャンセルやら、フロントデスク混みすぎて大変でした。(‘◇’)

更にそれとは別に、出港後に乗客に香港の人が居たらフィリピンに寄港出来ないという情報が入り、OMGGGGGG!遅いよその情報!
というわけで、残念ながら乗客に香港からのグループ12人くらいがいたんですねー、とても不運。差別じゃないですよ?個人的に香港と香港人大好きですからね。

ま、結局フィリピン入港前日にフィリピン政府が、全クルーズ客船を入港拒否とし、結局香港の乗客の乗船の有無に関わらず、寄港出来なくなったので、この香港人達を無駄に恨むこともしませんでしたけど。

フィリピンの首都マニラには2泊3日の予定で、船には沢山のフィリピンクルーがおり、家族や友人と会えるのを楽しみにしていた人も多く、とても残念な結果となりました。ただ、グアムから3~4日かけてフィリピンに向かっていて、この後のクルーズも続くので、燃料や必要物資を調達するため&この港でクルーの入れ替えがあったため、船を着岸させず、マニラ沖にアンカー(錨を下ろして一定の範囲に停止しさせておく)しました。

しかし!当日になり、フィリピン政府が、フィリピン人以外の下船を拒否したため、フィリピン人のクルーだけ最終下船が認められ、他の国籍のクルーは下船が認められませんでした。可哀そうに、、、折角荷造りして、さて!今日船を出て家に帰れる~♪と心を躍らせていたクルーは、下船の延期を余儀なくされました。
ただ、フィリピンから乗船予定だったクルーのみは乗船を認められました。乗客は危険なので禁止。
フィリピンで下船するフィリピンクルーは多く、(しかもこのアジアクルーズの前はアメリカクルーズで、テレビや自転車など、大きな買い物をしたフィリピンクルーが多く、荷物もかなり多かった!アメリカクルーズはクルーの買い物の宝庫!各寄港地にて、Rossとかで爆買いするんですよ、この人たち。で、テンダーボートにて下船、しかもかなり沖合にアンカーしたので、テンダーボートに乗ってる時間は45分程、、、だったので夕方近くまでクルーの下船は延々と続いてました。

そんなんで、フィリピンはテクニカルストップのみに止まりました。
さてその後はベトナムに向け出港!このあともハプニングが続きます。続きは次のブログで。

クルーのランク付け

なんと!最後に更新した日から1か月くらい経ってしまっていました!なんてこった!

忙しかったんです本当に。

まず10月25日に乗船してから11月8日まで、ポジション移動するので、そのトレーニングでした。
トレーニングといっても、同じ船だし、部署事態は一緒なので、そこまで大変ではないんですけど、気持ちが忙しいんですね。

で、11月8日から晴れて1人デビューでした。通常の業務に加え、本社からいくつか日本語の翻訳をしてほしいということで、さらに忙しく。

最近になってようやく、気持ち的にも時間的にも余裕ができて、ブログのことをすっかり忘れていたことを思い出したので更新。

さて、今回は乗組員のランクの話をしたいと思います。

乗組員は大きく3つのグループで分けられます。
クルー/スタッフ/オフィサー

クルーは基本的に、ランドリー、ハウスキーピング、ウエイター/ウエイトレスなど
スタッフは、ショップ、カジノ、スパ、エンターテイメントなど
オフィサーは、(フロントデスク)、コンシェルジュ、ブリッジ、各デパートメントのマネージャーなど
カーニバルクルーズでは、フロントデスクはオフィサーでしたが、私の今の会社はペティーオフィサーといって、ほぼスタッフと同じランクでした。

この3つのグループは、船の大きさにもよって異なりますが、まず食事をする場所が違います。
クルーメス、スタッフメス、オフィサーメスと分かれています。(食事をするところをメスと呼びます。)

カーニバルクルーズラインを例にとって説明すると(私の船は小さいので若干違います)
オフィサーメスはレストランですね、ほぼ。メニューから好きなものを注文できます。もちろんビュッフェもあるので、サラダやフルーツなど自分で好きに取れます。ナイフもフォークも全部テーブルにセットしてあって快適。

クルーメスは、その真逆で全部自分で行います。ごはんはビュッフェ形式、ナイフ、スプーン、ナプキンも自分、メスを綺麗にする人はいますが、セッティングはしてくれません。クルーメスは使用する人数がかなり多いので、部屋は広いですが、ごちゃごちゃしてて快適ではないです。汚いわけではないですが。あ、テーブルクロスもオフィサーメスにはありますが、クルーメスにはないです。

スタッフメスは、この2つの中間です。ウエイター/ウエイトレスがいるので、お皿など下げてくれます。テーブルクロスはなし。
テーブルもセッティングしてくれます。ごはんはビュッフェ形式。快適です。

そしてオフィサーはお客さんとほぼ同じことをすることが許されています。
お客さんのエリア、バーやレストラン、ビュッフェ、コーヒーショップなど、行っても良いです。レストランはスペシャリティレストランだと決まった金額を払わなければなりませんが(スペシャリティレストラン:お客さんも別途料金がかかるレストラン)。

誰かの誕生日などは、レストランを予約してみんなで行ったりします。
あとは、スチームルームやサウナが使用可能。ショーも見てオッケーです。

スタッフは、基本レストランなどには特別な許可が下りた時しか行けません。

クルーは、乗組員のエリアしか行けません。ウエイター/ウエイトレスも、自分の職場しかいけません。

そんなわけで、クルーとオフィサーでは船の生活に雲泥の差があるわけです。

あと大きな違いは、オフィサーはほぼ一人部屋がもらえます。スタッフは2人部屋。クルーは基本的には2人部屋が多いですが、皿洗いなどのポジションなどは、4人で一部屋だったり、2人部屋だけど、バスルームを4人でシェアするとか。しかも、働く期間も8、9か月くらいと長いです。会社が飛行機のチケットを負担しないといけないのでね。

クルーは、ほぼフィリピン人やインドネシアからの出稼ぎが多いです。
なので、彼らも長く船で働く方が良い場合が多いですね。
国で働くより、3倍くらい給与が貰えますから、船の方が。

オフィサーはその中でもランクが分かれていて、1本線~4.5線(キャプテン)までありますが、基本線があればオフィサーで、オフィサーなんでも出来ますから、船での生活は快適です。線というのはストライプで、肩についてるラインでレベルが分かれています。

今回の契約からオフィサーに昇格したので、お客さんのレストランにも行けるし、初の一人部屋だし、お客さんのエリアでパドルテニスや卓球もできるので、かなり快適に過ごしてます。
船で働いて合計5年くらいですが、こんなに船を堪能したことはないです。今まで頑張ってきて良かったー!

また更新します。

悪天候で、寄港地に行けなかったら、、、?

船ではあるあるですね、といっても悪天候で寄港地に行けないってことはそうそうないですけど。

今回はGisborneというニュージーランドの港をスキップすることになりました。
理由は悪天候のため。たまにあります。この港は船が港に接岸出来ないため、テンダーボートという船にある小さな船で(ライフボート)、ゲストを港に送迎します。

なので海が荒れてると、ゲストの乗り降りも危険だし、そんな港に行っても悪天候じゃしょうがないしってことで、安全第一、寄港地変更です。

航路や、他の港の状況にもよりますが、出来るだけ他の港に行けるようにします。
今回はTaurangaという、次の日に予定していた港に1日早く着くことになったので、Taurangaで一泊二日というわけです。

え?ゲストから苦情が来ないかって?

そりゃくるときもありますね、てか天候のせいなんだから、苦情なんて言う人は、ちょっと変わり者だと思いますけど、世の中は大なり小なりみんな変わり者ですからまぁしょうがないですけども。

Taurangaは去年も行ったけど、寄港地から徒歩で小さな町にも行けるし、ビーチも山もあるのでお気に入りの港です。

近くの山にはハイキングコースがあって、そこには羊もいるし、上からの眺めは最高。
こんな感じ、、、

でも今回は雨予報でしたが、曇りくらいにとどまってくれて良かった。2日目にツアーがあるので(ゲストに一緒についていく)マオリ族を見に行きます!あとキウイフルーツ。

次回は、ゲストと一緒にツアーとは?ってところを詳しくお知らせしたいと思います。

 

船のシフト

乗船してから、怒涛の3日間が過ぎました。

1日目は15:00‐00:00まで働き、翌日は7:00~
時差ぼけも残ってます(時差ぼけは英語でjet lag)。

今日はシフトのお話。

私の船は4人のフロントデスクスタッフと2人のコンシェルジュが乗船していて、常時2人のロントデスク、コンシェルジュが1人デスクにいます。
フロントデスクは7:00~01:00、コンシェルジュデスクは7:30~19:00。

夜間はデスクは空いてませんが、夜勤の別のスタッフがバックオフィスにいて、デスクに置いてあるベルをゲストが鳴らすと夜勤スタッフが出てくる仕組みです。

夜勤スタッフはNight auditor といって、会計関係を担当してます。その日のバーやレストランなどの売り上げなどをまとめる担当ですね。

基本的には労働時間は9時間前後です。

シフトは4つのパターンに分けられていて、1日ごとに変わります。こんな感じで

Day 1  12:00 – 20:00
Day 2  07:00‐12:00 / 17:00 – 21:00
Day 3  07:00 – 12:00 / 20:00 – 00:00
Day 4  12:00 – 17:00 / 21:00 – 01:00

8時間オフがある日は最高で、寄港地を思いっきり楽しめます。
ただ、15時とかに出航だと、8時間オフがあってもお昼からなのであんまり意味ないですね。
更にはSea Day といって、終日航海の日は8時間オフがあると何していいやら。
とか言っても、お昼寝したり映画観たりしてると8時間あっという間に過ぎちゃうんですが、、、

空き時間にお昼寝、映画鑑賞(またはドラマ)、ジムはクルーの定番です。
定番ですというかそれ以外でいったら洗濯物くらいしかやることありません。

そんなこんなで今日は、終日航海で8時間オフの日なので、ブルグを更新してるわけです。
今は17時、13時過ぎくらいからウトウトして、うっかり今まで寝てしまった。
今日の夜寝れるか不安~、でもやっとよく眠れたからハッピー!